立命館大学合格実績!偏差値30から合格までの英語の勉強法とは?

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中学英語レベルのやり直しからのスタート
春からは超基本から徐々にステップアップ
夏までに徹底的に基礎知識を学習
十分な基礎力がついたことを確認して長文へ
具体的に志望校を上げた目標設定
まとめ

高校2年生の11月から受験勉強を開始して、最終的に志望校のランクを上げて「関関同立」の一角である立命館大学政策科学部に合格しました。中学英語の復習からスタートして高校2年の2月の英語の模試での偏差値は43。そこから逆転合格を勝ち取ります。

中学英語レベルのやり直しからのスタート

高校2年の2月の模試で英語の偏差値は43。その3ヶ月前に受験勉強を開始した高校2年の11月の段階では、推測30台。まずは中学英語レベルを固めるところから始めます。取り組んだ参考書のうち『高校入試 でる順ターゲット 中学英単語1800』と『中学定期テストの対策ワーク英語』の中1から中3は中学生を対象とするもの。

大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』は高校英語の中でも超基礎のレベルの参考書。中学英語の範囲を数週間でおさらいするような方法では解消されるほどの力も無いため、11月から2月までの4か月をかけて、本当に中学英語からの「やり直し」を行なっていきます。

春からは超基本から徐々にステップアップ

3月に入り『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』が終わると、『高校英文法基礎パターンドリル』、『Next Stage(ネクステージ)』へと進みます。中学レベルの英語をやり直しを終えて、高校レベルの英語に入ります。『高校英文法基礎パターンドリル』は中学で習う英文法と高校で習う英文法の基礎事項を64パターンに細かく分けた参考書。これまで取り組んできた中学レベルの英語のやり直しをしっかりと定着させるために取り組みます。

英語入試対策の1冊である『Next Stage(ネクステージ)』の前に確実に文法を固めます。『Next Stage(ネクステージ)』はこの1冊で難関大学で出題されるレベルの問題に対応するだけの情報量があり、文法・語法やイディオムなど入試英語で必要とされる知識分野を学ぶことが出来ます。一般的な受験生であれば『NNext Stage(ネクステージ)』から受験勉強を開始するため、ここでようやく受験勉強のスタートラインに立ったとも言えます。

夏までに徹底的に基礎知識を学習

6月から8月では『システム英単語 Basic』と『速読英熟語』を開始。文法は『Next Stage(ネクステージ)』を終え、『入門 英文解釈の技術70』に入ります。『入門 英文解釈の技術70』は中学校から高校1年生レベルの英文法を復習しながら、英文構造を見抜くための基礎固めを狙いとした参考書。高校2年の2月からスタートした文法などの基礎知識をどのように実際の英文に使って取り組んで行くかを学びます。

この時期でもまだ長文に取り組んではいませんでした。「関関同立」を目指すのであればこの時期には共通テストの過去問や長文の参考書に取り組むなど、実際の入試を想定して長文の勉強に力を入れ始める時期です。しかし、この時点の第一志望は近畿大学。一般的な受験生よりも遅いペースで時間を掛けて繰り返し勉強し、丁寧に取り組みます。

十分な基礎力がついたことを確認して長文へ

9月から11月では、『システム英単語 Basic』と『速読英熟語』を繰り返し勉強して、英文解釈は『入門 英文解釈の技術70』から『英語長文レベル別問題集4』『やっておきたい英語長文300』『英語長文ハイパートレーニングレベル2』に取り組みます。この3冊の参考書は共通テストレベルを想定したもので、産近甲龍や日大レベルへの対応にも使われます。この頃には、龍谷大学の赤本や産近甲龍の過去問に取り組んでも十分な得点が取れるだけの力が付いていました。

そこで『毎年出る頻出英語長文』に入ります。『毎年出る頻出英語長文』は長文読解問題の良問を厳選した参考書。語句・構文・構造・内容などの詳しい解説に加えて、類語や要旨なども掲載されたいるため、長文読解力を磨くことを狙います。

具体的に志望校を上げた目標設定

赤本などでも合格点を取れるようになり、11月のベネッセ・駿台マーク模試では近畿大学のA判定を取るまでに。このマーク模試では英語の200点満点中154点と、8割近くを得点して偏差値も60を超えます。『英文法ファイナル問題集 標準編』これをきっかけに志望校のランクアップを具体的に考えます。

この時期の参考書は『システム英単語 Basic』『速読英熟語』に加え、『スピード英語長文』のレベル1、2、3、文法演習の『英文法ファイナル問題集 標準編』、共通テスト対策に『マーク式総合問題集』『マーク式実践問題集』と実践的な問題集に取り組み、入試に向かいます。結果的に共通テストは200点満点中182点と9割の得点。そして立命館大学総合政策学部に合格しました。

まとめ

受験勉強開始当初は「関関同立」などは全く考えておらず、とにかく必要だった中学レベルの英語のやり直しからスタートしました。多くの受験生の場合、志望校が最初にあり逆算して計画を立てて参考書などに取り組みます。

もちろん近畿大学を志望校としてスタートしたため、本格的な入試対応の勉強が秋に入ってからというのもある程度は想定していたと言えます。しかし、出来ないまま計画を進めるのではなく出来てから次にステップに移ることで、丁寧に勉強を進め、確実に自分の力にしていった結果、「関関同立」を現実的な受験校に設定することが出来ました。必要だから取り組む、ということも重要ですが、今取り組んでいることを確実に身につけることが最終的には大きな力になり、実を結びます。

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